防御率は、9イニングあたりの自責点

防御率は、投手が9イニング投げたと仮定したときに、どれくらい自責点を与えるかを表す数字です。数字が低いほど、失点につながる場面を少なく抑えていると考えられます。

ここで大事なのは、すべての失点ではなく自責点をもとにすることです。守備のミスなどが絡んだ失点は、記録上の扱いが変わる場合があります。

まずは役割ごとに見る

先発投手、救援投手、抑え投手では、登板する場面も投球回も違います。同じ防御率でも、長い回を投げる先発と、一回だけ投げる救援では見方が変わります。

特に救援投手は、数試合の結果で防御率が大きく動きます。短期間の数字だけで決めつけず、登板数や投球回も一緒に確認しましょう。

WHIPと一緒に見る

  • 防御率が低くWHIPも低い投手は、走者を出しにくく、失点も少なく抑えています。
  • 防御率が低いのにWHIPが高い投手は、走者を出しながらもピンチをしのいでいる可能性があります。
  • 防御率が高くてもWHIPが低い場合は、長打や一部の登板で数字が悪化している可能性もあります。

数字の背景を見る

防御率は分かりやすい指標ですが、守備、球場、登板間隔、対戦相手、走者を残して降板した場面など、数字だけでは見えない要素もあります。

最初は防御率で気になる投手を見つけ、次にWHIP、投球回、登板の役割を並べて見ると、成績表が読みやすくなります。